私的独白『愚図愚図と酔いしれて・・・』 429
「…お前ら、何か用か?」
本岡が静かに質す。
「……そこの女の子が気になっただけや」
「何や、この子と交際でもしたいんか?」
さらに優しく本岡が訊ねる。
リーダーらしき奴が呟く
「…俺と、交際してく…」
「じゃかぁしいわい、われ!一体、誰に物言うとんじゃ!舐めとったら承知せんど!」
勲はフレアスカートの前をめくって、啖呵を切った。
二中の奴等は狐につままれたかのように、目を丸くして踵を返し走り去ってしまった。
勲たちは腹を抱えて大笑いした。
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